青森県の真の問題は「高齢者が増える」ことか?~推計人口から考える青森県の未来~

投稿者: | 2018年4月3日
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こんにちは!あおもり働き方研究所の北です。
2018年度始まりましたね~!
夕方のテレビでは県庁や県内企業の入社式の様子が流れていて、「あぁ……初々しいなぁ!」と感じています。

さて、3月30日に国立社会保障・人口問題研究所から2045年における自治体別の将来推計人口が発表されました。
2045年の青森県は2015年に比べて人口は4割減、65歳以上の「高齢化率」は46.8%。
思わず2045年の時の自分の年齢を数えてしまいました。(私は61歳です)

今日は、この将来推計人口をもう少し詳しく見ていきます。
2045年に高齢者の割合がおよそ半分だとすると、残りの年齢(0~64歳)が半分ということです。
また、15歳~64歳における人口は「生産年齢人口」と言われており、労働力の中核となる世代となります。
それでは、青森県の全人口の2045年における15歳未満、15~64歳、65歳以上の人口の割合はどうなっているのでしょうか?

15歳未満・・・8.2%
15~64歳・・・45.0%
65歳以上・・・46.8%(再掲)

……15~64歳の割合と65歳以上の割合が逆転していますね。

 

気になってしまったので、作成してみました。
高齢者が増加していると言えども、この予測では2025年をピークに、わずかですが減少に転じていることがお分かりいただけるかと思います。
一方、先ほども「労働力の中核」と書いた15~64歳の人口は、右肩下がりに大きく減っていることが見て取れます。

その数、30年間で39.4万人減少するという予測です。

自分で書いていてぞっとしてしまいました。

高齢化は、単純に「高齢者の数が増えること」が問題なのではありません。
「労働力の中核となる世代が急激に減少し、高齢者の割合が増えること」が問題であり、その影響は多岐にわたると言えます。
県内の様々な企業のお話を伺っていても、人手不足がまず話に出てきますし、介護離職やダブルケア(育児と介護)の問題もじわじわと表れてきています。

そんな中、これまでの「働き方」を見直そうという企業も出始めています。
あおもり働き方研究所では、「働き方を見直したい。けれどもどこから手を付けていいものか……」とお悩みの企業そして個人の力になりたいという想いで立ち上げました。
「2018年度こそは、働き方を見直したい!」
そんな皆様のお力になれれば幸いです!